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海の都の物語(1)~(6)(新潮文庫、塩野七生) - 収益物件を遠隔操縦して悠々自適を目指すアマチュアパイロットのブログ

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海の都の物語(1)~(6)(新潮文庫、塩野七生)



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海の都の物語(1)

店頭で平積みになっていたので、「ローマ人の物語」で有名な塩野七生さんの新作だと思って買ったら、昭和五十五年ころの古い作品でした。



副タイトルに「ヴェネツィア共和国の一千年」とあるとおり、800年ころ~1800年ころの約1000年間のヴェネツィア誕生から滅亡までを書いたものです。



ヴェネツィア共和国は、資源を一切持たず海洋貿易のみで成り立っていた国であり、今の日本と似ています。

当時の似たような国としてジェノバなどもありましたが、何故ヴェネツィアのみが長く続いたのかが前半のテーマとなっています。



そのためには、都市の成り立ち(干潟への建築)、政治の形態、外交の駆け引き、産業の育成(銀行融資)、などについて論じる必要があります。歴史が好きな人はもちろん、私たち不動産投資家が現代と比較しながら読んでも面白いです。



また、四巻には「(1423年の)ヴェネツィア市内の家屋の価値総計は、700万ドゥカートを越え、それからの家賃収入は、年に50万ドゥカートに達する。」とあります。

「ドゥカート」は「3.56gの24金の金貨」と二巻に書かれています。5/20(本日)の日経新聞によると、小売買値が1gあたり3717円となっていましたので、1ドゥカートは13,232円、700万ドゥカートは約926億円となります。一般的に地金より金貨のほうが価値が高いので、一千億円を超えるのかもしれません。さらに、利回りは50/700=7.14%となります。ちょっと低いような気がしますが、大金持ちが多かったことや土地が限られていることを考えれば、東京と比較して同じ位に落ち着いているのが面白い、と思いました。
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2010-06-05 16:03 | from リタイアしたい公務員

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