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「ギリシャ破綻と日本をダブらせる愚」(NBOL 2010.08.10) - 収益物件を遠隔操縦して悠々自適を目指すアマチュアパイロットのブログ

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「ギリシャ破綻と日本をダブらせる愚」(NBOL 2010.08.10)

 債権者が国内投資家だろうが、あるいは海外投資家だろうが、国債が自国通貨建てである限り、現在のギリシャが陥っているような「政府のデフォルト(債務不履行)」の危機は生じ得ない。政府の資金調達、すなわち国債発行時の金利水準が上がっていけば、中央政府が国債を買い取る(=買いオペレーション)ことで、金利を抑制すれば済むだけの話なのだ。

「負債の絶対額」のみで比較し、「破綻だ! 破綻だ!」と騒ぎ立てる。果たしてこれら「破綻論」を主張する人々は、日本国債の保有者別内訳などのデータを、過去に一度でも目にしたことがあるのだろうか。甚だしく疑問である。
===================================================================

この著者は、必要以上に挑発的ですね。

今回の記事では下記の3つの主張がされています。
1.日本国債はほぼ100%自国通貨建てであり
  金利コントロールが可能であるから
  ギリシャのように破綻しない。
2.子供手当は消費増につながるかわからない賭である。
  確実に需要が生ずる公共投資等を優先すべき。
3.名目GDPが成長すれば、
  政府の負債問題は次第に小さくなっていく。

それぞれの主張について意図的にあるいは
無意識に無視している議論があります。
1.中央銀行による金利上昇抑制(買いオペ)
  が行き過ぎてハイパーインフレになることはないのか
  著者は根拠を示さずに
  「月が地球に落ちてくる確率よりも少ない。」と述べているだけ。
2.長期的な視点からは人口減はGDP減少の要因であるため、
  何らかの少子化対策または移民政策は必要。
3.2010年度予算ではプライマリーバランスは24兆円の赤字です。
  財政再建策をとらずに名目GDPの成長だけで
  国の借金を減らそうとすれば、
  一体何%の成長率が必要なのでしょうか。
  5%?それとも10%?
  このあたりこそ著者の得意な「データ」を示して欲しいものです。
 
この連載、
今後もこのような説得力のない偏った主張を繰り返しているようだと、
「しょせん2ちゃんねる出身はこんなもん」と言うことになるのでは?
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コメント
非公開コメント

Re: NoTitle

やまちゃんさま、コメントありがとうございます。

私はキャピタルゲインではなく
インカムゲイン主体の投資のため、
怖いのは資産価値減少よりも、
家賃収入(入居率×家賃)の減少です。
または、利率上昇による返済額増加。

今くらいのデフレであれば全然問題ない。
怖いのは「大恐慌で家賃半減」や
「家賃上げが困難なのに利率だけあがる悪いインフレ」です。

今のところ、後者のリスクの方が高いと思っといます。

2010-08-18 13:14 | from 2等航空整備士きよし

NoTitle

なおデフレの怖さが分かるでしょう。
資産価値は日を追って下がる。
だがレバレッジ(借金)の額はそれに合わせて下がってはくれん。
デフレよりインフレの方がマシ、というのはそういう意味だから。
今日の三橋さんのエントリーで面白そうな本が紹介されていますよ。
是非ご参照を。

2010-08-14 22:42 | from やまちゃん | Edit

Re: NoTitle

> 税収倍増を狙うのでなく『借り換え(ロールオーバー)』する額を減らす、ということ。

借換額を減らすということは、
プライマリーバランスを黒字化するということですよね。
財務省の資料を確認してみました。
http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan004.pdf

これによると平成二十二年度予算は、
税収37.4兆円、利払い費9.8兆円、プライマリーバランス▲23.7兆円。

プライマリーバランスを黒字にしようとすると、
税収は約60兆円必要。
過去の税収の最高額は平成四年度の62.5兆円。
60兆円を超えているのは平成三~五年度だけです。

平成元年~五年のGDP成長率(名目)をみると
7.3%、8.6%、4.9%、2.0%、-0.1%。

どうもこの数字をみると、
税収と成長率に1~2年のタイムラグがあるようなので、
5%位の成長率がないとプライマリーバランスは黒字化しないのでは。
この成長をかなり長い期間続けないといけない。

これは、国債残高、社会保障費などが増加しない前提での話なので、
実際には8%とか10%の成長率が長期間必要なのでは。

私はハイレバレッジな不動産投資をしていますので、
国の破綻よりも
自分自身の破綻を心配して
いろいろ勉強しています。

2010-08-14 00:44 | from 2等航空整備士きよし

NoTitle

税収倍増を狙うのでなく『借り換え(ロールオーバー)』する額を減らす、ということ。
つまり、税収が1兆円増えたとしたら、その分国債発行額が減るから、その分引いて借り換える、ということ。
インフレ環境下ならそれがやりやすくなる、ということ。
ジンバブエはまあ、極端だが…
要は『借金は額面+金利』を払えばいいんでね。
酷い話だが、明治五年に1円を金利一%で借りて、平成22年に返したとしても、あくまで返す金額は(原則として)それだけ。
昭和60年代、バブル最盛期に住宅ローンがバカスカ組めたのはそれが理由。
インフレ経済下なら、例えば今年1000万の土地が10年後には1200万だと。
となれば、10年後1100万払えば済むローンを組めば100万の儲けが出る。
デフレ下なら…もう分かるよね。
国債も原理は同じ。
ただ、国家の場合はもっと長いスパンで同じ事が出来る。
たとえば幕末の長州藩の財政改革なんてまさにそれ。
それに噛んだのが後に日本経済を動かすメンバーだったりする。もちろん坂本竜馬もその人脈に入ってる。

2010-08-13 22:59 | from やまちゃん

Re: NoTitle

やまちゃんさま

いつもいろいろ教えていただきありがとうございます。

> 公共投資はいうなれば『民間にお金を流して需要の連鎖を作る』のが目的だから、成功・失敗は元々度外視するもの。
単発の費用対効果の話ではなく、
「需要喚起」という点からバブル期以降の日本に成功例がないのでは・・・

> で、経済成長率は2~4%位を目安にするだろう。これはケインズ理論に従うならば…だが。

よくわからないど、2~4%位の成長で
税収は倍増するのでしょうか。
倍増しないと借金が減りませんよ。

2010-08-13 20:39 | from 2等航空整備士きよし

NoTitle

公共投資はいうなれば『民間にお金を流して需要の連鎖を作る』のが目的だから、成功・失敗は元々度外視するもの。
世界恐慌下でのヒトラーのアウトバーンやFDRのミシシッヒー゚開発公社なんか、もろそうでしょ。もし費用対効果云々いったら、多分やらないですぜ。
不景気が戦争を招くのは、莫大な消費と、供給の破壊を伴うからでね。WW3を懸念するのはあながち的外れじゃないんだよ(実際アメリカはWW1、2で大儲けした)。
まあ、話を本題に戻せば、子供手当が駄目なのは、かなりの部分が貯蓄に回る→運用先に困っている銀行が国債買う→なんだ元の木阿弥じゃん!ってことになるだろうから。
お金は天下を回って初めて役に立つものだ、ってことだね。

で、経済成長率は2~4%位を目安にするだろう。これはケインズ理論に従うならば…だが。
ただ、もう2ケタ成長なんて時代はもう来ないだろうね。
あれは今の中国もそうだが、需要に供給がようやく追い付き、さらに社会インフラの整備が鋭意行われている状況だからね…品質はまあ、そのともかくとして。

2010-08-13 20:19 | from やまちゃん | Edit

Re: NoTitle

今回の記事の中で三橋氏は「子供手当は賭け」と述べていますが、
私は三橋氏の提案する「大規模公共投資」は「大ばくち」だと思います。

なぜなら
「子供手当」は過去に日本で事例がないので
経済効果は未知数ですが、
「大規模公共投資(新産業育成も含む)」の
経済効果がなかったのは過去の事例ではっきりしてますので。

ですので、
三橋氏には今後の記事で下記の点を明らかにしていただきたいと思っています。
1.今度の「公共投資」が失敗しない理由
2.何%の経済成長を目指すのか。その根拠は。

2010-08-13 09:19 | from 2等航空整備士きよし

NoTitle

国債残高が増えたのが問題じゃなくて、民間が借金しないのが問題だと何回言えばww
要するに、新しい産業を起こさなきゃいけないんだよ、と。
日本には其の種が沢山ある。
たとえばマグネシウム発電を使ったコージェネシステムなんかどうだろうか?これなら既存の火力発電の設備がまんま使える。
マグネシウムは海水から取り放題だし、出来た酸化マグネシウムはリサイクル可能。CO2問題とも無縁。
これ一つとってもまだまだ新産業の芽がある。
土木工事だって、首都圏の『開かずの踏切』を解消したり、古くなった公共施設を耐震化したり、耐用命数が近い首都高をどうするか?という問題もある。
緊縮財政を強化する、ということは『こういう危急の問題をほっといてもいいですよ』と言っているも同義だと思うのだが…
それこそ一朝事があったら国民生活が破たんしかねない問題をはらんでいると思うが。
言いすぎかもしらんが、破綻論者は何を考えているのかと思うよ。

2010-08-12 21:33 | from やまちゃん

Re: NoTitle

やまちゃんさまコメントありがとうございます。

> 経済が縮小する一方だと、かえって国民負担は増すよ、と。

「経済縮小→税収減→国債増発→国民負担増」
の理屈はわかりますが、
「経済刺激策(国債増発)→税収増→国債減→国民負担減」
が目論見通りうまくいくのでしょうか。

「失われた10年」の間に公共事業等の
大盤振る舞いにもかかわらず
借金がふえただけなのは周知の事実。
同じことを繰り返すだけでは?

NBOLへのコメント書き込みを見ても、
三橋氏への反論のほとんどは
自説に都合のよい恣意的なデータ提示や
都合の悪いことを無視した一方的な論調に対するものです。

三橋氏にはぜひNBOLの多数の反論コメントを
データを示して論破していただきたいものです。

2010-08-12 10:06 | from 2等航空整備士きよし

NoTitle

いや、三橋さんの言いたいことは、そういうことじゃなくて
『国債で集まった金を政府(或いは日銀)で抱えていたってしょうがないんじゃね?』ということでしょう。
…更に1%でも金利は払わなきゃならないし。(一応、無金利国債と言う荒業もある。これはサッチャーがやったんで有名。)
となれば、税収を上げて借り換えがスムーズにいくようにしなきゃダメなんじゃない?
経済が縮小する一方だと、かえって国民負担は増すよ、と。
実際そうなんだから。
まあ、官僚の中抜きをなんとかして、民間に効率よくお金が行くようにしないといかんがね。

2010-08-12 00:09 | from やまちゃん

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