日経新聞電子版2012年3月21日号の記事
「経験則では1万3000円台まで低
金利」をご紹介します。
====<記事抜粋ここから>================
日経平均株価の週足は先週まで10週連続で陽線となった。25年ぶりのことだという。
86年7月以降の日々終値を見ると、
日経平均が1万円台ならば、長期
金利は最高1.7%、最低1.004%、平均1.35%となっている。目くじらを立てるほどの高
金利ではないが、
金利の底離れ感は強まるだろう。
日経平均が87年並みに上昇して1万1000円台になると、長期
金利の変動幅は最高1.888%、最低1.146%とじわり上昇する。平均では1.42%だ。長期
金利は2000年以降、終値で2%を超えることはなくなった。
日経平均が1万3000円台までならば、長期
金利は瞬間値でも2%以下、平均ならば1.5%以下の安定状態にとどまるとみてよさそうだ。
ただ、経験則では
日経平均が1万5000円台ならば10年物国債利回りは2%を超え、1万6000円台ならば2.5%を超え、1万7000円台ならば3%を超えていく。2万3000円で6%弱に達するまで、
日経平均が1000円切り上がるたびに長期
金利が0.5%ずつ上昇していくようなイメージだ。
国債費の膨張に歯止めがかからなくなって財政破綻が意識されたり、貸し出し難のなか国債保有を増やしている地方銀行の経営が危うくなったりする恐れもある。株価上昇もほどほどにとどまったほうがいいかもしれない。
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最近、
日経平均がどんどん上昇しており、
10年国債
金利も1%台に戻ってきたことから、
この後どうなるかと言う記事ですね。
「1万3000円台までならば…1.5%以下の安定状態」
というところまでは納得できます。
しかし著者は「長期
金利の変動幅は…」と、
バブル前後もあわせた平均値でもって
「1万7000円台ならば3%を超え」と論じています。
それは、乱暴じゃないかということと、
短プラ・長プラだとどうなの、
というのが気になったので
日経平均と短プラ・長プラの関係を
時系列を追ってグラフにしてみました。
(クリックすると拡大します)


1.
「
日経平均×短プラ」のグラフからは
日経平均に関係なく
1995年以降2%以下に抑えられているのが分かります。
短プラは
日経平均2万3000円でも
2%以下のままではないかと思われます。
2.
「
日経平均×長プラ」のグラフからは
短プラよりは
日経平均と関係がありそうです。
1996.6以降に限れば、
7000円1.5%~2万3000円3.6%の直線関係
にあると見て良さそうです。
3.
アパートローンや住宅ローンの変動
金利は、
基本的に「短プラ連動」です。
短プラにいくら上乗せするかは長期
金利等によります。
1~3のことから、
A.既存の借入では
日経平均2万3000円までは
金利の心配をしなくて良い。
B.新規の借入では
日経平均が上がるにつれ、
金利も上がる。
ということが言えます。
上野程度であれば、
日経平均上昇による
金利上昇は
(私の)不動産投資に致命的ではありません。
やはり、
日本国の財政悪化懸念による
「悪い
金利上昇」の方が上げ幅が高く
怖いと思います。